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*安達太良山*

あどけない話

智恵子は東京に空がないと言ふ、
ほんとの空が見たいと言ふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。


高村光太郎の「智恵子抄」に出てくる ほんとの空 を見に、安達太良山に行ってきました。
東北から、一足早い秋の景色をお届けしますw

高山には先々週早くも雪が降り、例年より20日も早い初冠雪が見られました。そろそろ夏山シーズンもおしまい。高い山は、今年はコレで登り納めです。
日本百名山5座目は、うちのベランダから見える正真正銘の裏山w
「安達太良山」です。
この山は、家から山頂付近のコンディションを見てから出発できるので、いつでも行ける!とかえって登らずじまいになっておりました・・・。

この山もいろんなコースがあるのですが、ヘタレなアタシらは、やはりいつもの・・・
231010_2.jpg
文明の利器を使います!(マテ!
あだたらエクスプレスと言うゴンドラで、ばびゅーんと一気に400メートル近い高度を稼ぎます。
紅葉シーズンの、今週と来週の週末は、AM7:00からの運転開始で、ラッシュ家も運転開始直後に到着したのですが、もうすでに沢山の人が集まっていました。
使うのは、往きのみで、帰りは歩いて下りますw

231010_3.jpg
山頂駅のすぐ裏手から、登山道が始まります。
皇太子殿下と、雅子様が登られたときの記念碑が立っています。

登山道に入ってすぐ右にそれる道があり、「薬師岳展望台」の標識が。せっかくなので、寄り道していきます。
231010_4.jpg
この上の空がほんとの空だそうですw
安達太良山は、別名「乳首山」www
標識のすぐ右側にある乳首のような岩峰が安達太良山山頂。
家のベランダからも、特徴ある山頂がよく見えます^^

それにしても・・・
すっごいいい天気!!!
山の神様に歓迎されてるようで、すごーく嬉しくなります♪

231010_5.jpg
山頂方面に向かって、見事な紅葉!

231010_6.jpg
綺麗に色づいた葉っぱの中の整備された登山道を、ゆるく登っていきます。
もうなんだかほんと幸せで、ついついニヤニヤしてしまいますw(ぉぃ

231010_7.jpg
しばらく登ると「仙女平分岐」に出ます。ちょっと開けた場所で、休憩するにはいい感じ。
ラッシュ家は、まだ休憩するほど疲れていないので、先を急ぎます。

231010_8.jpg
それにしても、なんという空の色!

231010_9.jpg
ああぁぁぁぁ、綺麗だーーー!いやっほーーーーーう!w
登山道も、険しくもなく、ゆるくもなく、丁度いい感じ。空気は爽やかで、胸がスーっと広がる気がします。

231010_10.jpg
福島市内のほうは、遠く霞がかかっていて、よく見えませんでした。

231010_11.jpg
山頂が見えてきました。乳首とはよく名づけたもんですwww

231010_12.jpg
写真の撮り方が相変わらずヘタで、白トビしてしまっていますが、山頂直下に山頂の標柱が立っています。
折角なので、本当の山頂まで登ってみましょう!

って、誰か滑り落ちてきたーーーーーーっ!^^;ドキドキドキ・・・
幸い怪我はなかったようですが、滑りやすい急斜面なので、アタシらも気をつけねば・・・;;

最初半時計周りで、右のほうから回りこんで登ろうとすると、降りてきたおじさんに
「反対からのほうが楽に登れるよ~」と教えていただき、時計周りで登ってみることに。
小さな鉄梯子などがかかっていますが、アタシでも難なく登れましたw

231010_13.jpg
乳首の上からは、360度見渡すことができます。
裏磐梯方面。遠くに霞むのは、磐梯山。

231010_14.jpg
山頂には小さな祠がひとつ。
日本百名山・安達太良山、標高1700メートル。

さて、気をつけて降りなければ。時計回りに降りていくと、2箇所ほど鎖場があります。
鎖を掴まなくても降りれるレベルですw

今回も写真が多くて、重くなりそうなので、折りたたみ。
続きは、↓からどうぞ♪


安達太良山は、風の通り道で有名で、ここまではほぼ無風状態だったのに、山頂付近はいきなりの強い風。
薄着で登ってきていたので、慌てて上着を着込みます。
気をつけないと、着てる最中に手を離すと、上着が飛んで行ってしまいそうなくらいの強風です^^;

暖かいテルモスのコーヒーと、ガレットで小休止。

乳首の裾を右側から北のほうへ回りこむと、「牛の背」と呼ばれている広い稜線に出ます。
山頂直下の滑りやすい斜面を、慎重に下ると、楽しい稜線歩きの始まりです♪
231010_15.jpg

広い稜線なので、ガスが出たときは迷いやすいのでしょう。
岩にペンキで○印が描いてあり、ケルンも沢山積んであります。

しかし、こんな家から近い山で、これほどのスケール感を味わえるとは、なんて幸せなんでしょう!

しばらくいい気分で歩いていくと、左側に突然ものすごいモノが見えます。
231010_16.jpg
沼の平の、爆裂火口跡。
火山性ガスのため、立ち入り禁止です。

さて、ここからは、名残惜しいですが、下山になります。
本当に気持ちよくて、すっごく幸せで、ミラクルさんとも「降りるのがもったいない!」と話しながら歩いてました。

231010_17.jpg
下山道から、来た道を振り返る。正面に見えるピークは、矢筈森。
231010_18.jpg
峰の辻の分岐までは、ゆるい下り。でも、後ろを歩いていた人は、すべってしりもちをついていたので、油断大敵です!

231010_19.jpg
このあたりの紅葉が、一番見事!

峰の辻の分岐からまっすぐ下る道もあるのですが、ラッシュ家はくろがね小屋に寄り道して帰ります。
実は、登っている最中に気がついたのですが、昼ごはんでおにぎりと一緒に食べようと思っていたカップ麺を、車の中に忘れてきてしまったのです・・・;;
すごく楽しみにしていたミラクル氏のテンション、だだ下がり^^;
「きっと、くろがね小屋に売ってるよ!」と応援しながら、歩いていたのですw

峰の辻からは、けっこう急な下り。落石を起こしてしまいそうなガレ場の急斜面や、道だか沢だか分からない様な、水が流れているところを、滑らないように慎重に下って行きます。
231010_20.jpg
くろがね小屋。小屋の周りも、紅葉が綺麗です^^
この小屋は、なんと「通年」営業!もちろん管理人さんが常駐していて、一泊二食つきで宿泊可能です。
積雪期は、ありがたいでしょうね~^^
おまけになんと、この小屋には、温泉があるのです!
小屋の裏手に、岳温泉の源泉があるらしく、小屋にも白濁の素晴らしいお湯がひいてあるそうです。
外来でも、400円くらいで入れるみたいですね^^
そのうち、入る機会もあるかな~?w
(今日は、岳温泉で汗を流す予定なので、パスですw)

231010_21.jpg
くろがね小屋のシンボル、黒い鐘。

さて、カップ麺は、はたしてあるのかっ?!
ビンゴ!ちょっぴりお山価格で、300円でしたが、カップ麺ゲット~!w
しかも、お湯とお箸つきw
「お湯沸くまで、3分くらいかかるけど、ちょっと待っててね~」と言われたので、
「あ、自分で沸かすから、大丈夫ですよ~」と言うと、
「お~、助かります!でも、もう沸きそうだから、待ってて!うちは、お湯と箸つきだから!w」とw

小屋の外で、毎回恒例、おにぎりと、カップ麺と、焼きウィンナーのお昼ゴハンw
くろがね小屋は、とっても親切で、トイレも無料で貸していただけました^^
(山のトイレは、「有料」が基本なのです)

231010_22.jpg
風情ある山小屋の中。ランプと、だるまストーブがステキ!
近い山だから、日帰りになってしまうけど、いつか泊まってみたいアコガレの山小屋です。

カップ麺を食べて、ミラクルさんのテンションも上がったところで、後は下るだけ。
名残惜しいけど、寂しいけど・・・

231010_23.jpg
くろがね小屋からは、「馬車道」と呼ばれる、小屋への物資運搬用の整備された道を下ります。
登山者は歩きやすいけど、この道よく車で入ってくるなぁ~^^;
あちこちに岩が飛び出てるので、ものすごい衝撃があると思われ・・・

ちなみにもちろん、一般車両は通行不可です!

231010_24.jpg
途中にある水場。金明水。

馬車道をショートカットする旧道と言う登山道の標識が出てきました。
面白そうなので、ちょっと下ってみましょう!

って、ぎょえぇぇぇwww
滑るっw
湿った粘土質のえぐれた急斜面の登山道で、ひたすら滑る!w
ミラクル氏と、アタシとで、合計5回は滑りました!
よく見ると、他の人がズルっと滑った跡があちこちに・・・w
なんとかシリモチつかずに、馬車道に出ましたが、これショートカットになってない?!w
スタスタ歩ける馬車道と違って、エラク気を使って慎重に歩かないといけないので、けっこう時間がかかります。

この先も何回も、「旧道」の標識は出てきましたが、さっきのに懲りて、ずっと歩きやすい馬車道を行くことにw

やがて烏川の木橋を越えると、完全に整備された砂利道になります。
そして、分岐が。
231010_25.jpg
ふくしまの遊歩道50選の、2位にランクインしている「あだたら渓谷自然遊歩道」の入り口です。
砂利道からも、遊歩道からも、ゴンドラ乗り場のほうへ戻れます。

川沿いの遊歩道は、滝を見ながらの木道歩きで、楽しそうだったのですが・・・
トイレがっ!!!

2人とも、だましだまし歩いていたのですが、この頃にはもうけっこうヤバイ雰囲気に・・・(ぉぃ
おなかの中の人に、「これ以上、相談に乗れそうにない」と言われ(何
時間のかかる遊歩道はパスで、砂利道をものすごい早足で下ります;;

お互いセーフで、フツウの人に戻ったところで、恒例のソフトクリームで、クールダウンw
231010_26.jpg

〆は、ラッシュ家の銭湯と化している、岳温泉の「岳の湯」に入って帰りました。
かけ流しの公共浴場で、300円!銭湯より安い!

今回は、本当に本当に、楽しい山登りでした。
東北の山って、やっぱサイコウ!
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ロコ・スプラッシュ

Author:ロコ・スプラッシュ
イケメンが大好きな、
ノーキン志望のヘタレ軍人です。

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